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粋が在る|日本の美意識を伝えるブランディング映像制作

粋が在る|日本の美意識を伝えるブランディング映像制作

美しさは飾ることではなく、“在り方”に滲むものです。

『粋が在る』は、日本の美意識を映像として翻訳し、世界へ届けることを目的とした制作プロジェクトです。

旅館、料亭、職人の手仕事、文化施設に宿る静かな誠実さを、丁寧に映し取り、言葉にしづらい価値を形として残します。

価格や機能ではなく、思想で選ばれるブランドをつくるために
その場所や人が積み重ねてきた“在り方”を軸に、長く使える文化的な映像資産として制作します。

日本文化の美意識を伝えるブランディング映像とは

1-1. 見えにくい“在り方”をどう伝えるか



日本の美意識は、派手さや装飾ではなく、所作・空気・佇まいの中に静かに宿ります。
旅館や料亭、工芸、文化施設には、それぞれの現場で受け継がれてきた“在り方”があります。
しかし、この価値は言葉だけでは伝わりにくく、写真だけでは十分に共有できないこともあります。
空間の温度や人の姿勢のように数値化できない部分こそ、本質でありながら伝えるのが難しい領域です。



1-2. 「在り方」を映像で可視化するという選択



そこで必要になるのが、“在り方を可視化する映像”です。
職人やスタッフの姿勢、空間の静けさ、光の移ろいなど、文化を形づくる要素を丁寧に記録することで、その場所が積み重ねてきた思想を伝えられます。
映像は、文化の根にあるものを形にする手段として相性の良い方法です。




私はこれまで大阪を拠点に、高級旅館・文化施設・地域文化の記録を手がけてきました。
どの現場にも「美しく在ろうとする姿勢」が静かに息づいていると感じています。
この姿勢を見つけ、残し、翻訳して伝えることが制作者としての役割だと考えています。




『粋が在る』は、この“在り方”を軸にした文化的価値のブランディング映像を提供するプロジェクトです。
その場所が育んできた美意識を丁寧に映し、共感の基盤となる価値を残します。

『粋が在る』が目指す価値|在り方を映す映像制作

2-1. 文化を“説明”ではなく“感受”してもらうために



日本の文化は、その多くが言葉よりも体験によって理解されてきました。
茶の湯の所作、包丁の入れ方、空間に置かれたひとつの花。
どれも説明より「感じること」が本質を伝えます。




『粋が在る』が大切にしているのは、この“感じ方”を映像で再現することです。
情報量を増やすのではなく、その場所に流れる呼吸や間をすくい取り、観る人が自然と心を寄せられるように整えます。




こう聞くと「カッコいいPV映像なのでは?」と思うかもしれません。
私たちが提供するのは「ブランディング×ドキュメンタリー」です。
カッコいいだけの映像を求められることも多いですが、過去の経験からして、その映像が良い結果をもたらしたことは多くありません。



2-2. 思想に共感してもらうブランドづくり



多くの旅館や料亭、工芸の現場が直面しているのは、価格や機能で比較されやすいという課題です。
しかし、本来の価値は“選ばれる理由”としての思想や姿勢にあります。




『粋が在る』は、この思想を視覚化するための映像制作を軸にしています。
職人の手が迷わない理由。
空間を整えるためのひと呼吸。
受け継がれた道具を大切に扱う背中。
こうした積み重ねを映像として残し、選ばれる側の“人格”を形にしていきます。




ブランドの価値は、言葉で語るだけでは十分に伝わりません。
どのように生き、どのように働き、どのように在るか。
その“在り方”を映すことで、初めて共感の入り口が開きます。




『粋が在る』は、文化の翻訳者として、場所や人が持つ本質を損なうことなく映像化することを目指しています。
短い尺でも、そこに宿る美意識が伝わるように整え、誰かの心に“残る体験”として届けることが、このプロジェクトの価値です。


映像構成と撮影内容|旅館・料亭・職人・文化施設を撮るための視点

3-1. 文化の“軸”をとらえる4つの視点



『粋が在る』の映像づくりでは、最初にその場所が大切にしてきた“軸”を見つけます。
旅館なら、空間に流れる静けさや季節の移ろい。
料亭なら、料理人の所作や器の選び方。
工芸であれば、受け継がれた手と道具の関係。
文化施設では、空間の意図や人の動きに宿る意味。




これらを踏まえ、映像は次の4つを中心に構成します。
整える所作。
呼吸する間。
受け継ぐ理由。
残される余白。
どれも文化の美意識を形づくる、大切な要素です。



3-2. 撮影で大切にしている“静かな視点”



文化を扱う映像では、派手な動きよりも、静かに観察する視点が必要になります。
手元のわずかな震え。
湯気が立ちのぼる一瞬。
床に落ちる光の角度。
こうした変化を逃さず記録することで、その場所の“呼吸”が映像に宿ります。




演出は加えすぎず、削りすぎず。
現場にあるものをそのまま尊重しながら、観る人が自然と入り込める温度で整えます。
文化の価値は、演出よりも観察によって立ち上がるからです。



3-3. 各ジャンルの撮影イメージ



旅館の撮影では、部屋のしつらえや朝の光、布団を整える手つきなど、滞在の“余白”を中心に表現します。
料亭では、包丁の音、器の重さ、盛り付けに向けた呼吸など、料理が生まれる瞬間を記録します。




工芸の現場では、職人の手と道具の距離感や、一つの工程に対する迷いのなさを映します。
文化施設では、訪れる人の視線や歩く速度、空間の設計意図など、人と場所が交わる瞬間を大切にします。




どのジャンルでも共通しているのは、“美しく在ろうとする姿勢”を丁寧に拾い上げることです。
その姿勢こそがブランドの核となり、映像の価値を決める部分だからです。



一般的なPR映像との違いを整理すると、文化的価値を扱う映像の特徴がより明確になります。



項目一般的なPR映像『粋が在る』
目的サービス紹介や情報伝達が中心文化の“在り方”を可視化して伝える
表現手法分かりやすさ・テンポ重視所作・静けさ・余白など見えない価値を重視
映す対象設備・特徴・商品内容姿勢・呼吸・光・空間に宿る意味
視聴体験情報を理解する映像美意識を“感じ取る”映像
効果サービス内容の把握思想や価値観への共感によるブランド選択


文化を扱う映像には、現場の“在り方”を丁寧にとらえる視点が求められます。
同じ思想を軸にした制作として『繋ぎ人』の映像シリーズもあります。


利用シーンと期待できる効果

4-1. 価格ではなく“思想”で選ばれるためのブランディング



旅館や料亭、工芸の現場では、価格や機能で比較されやすいという課題があります。
しかし、文化の価値は数字や設備では測れず、その場所が育んできた思想や姿勢に本質があります。




『粋が在る』は、その思想を映像として可視化することで、価格ではなく共感で選ばれる状態をつくります。
静けさを大切にする宿。
丁寧な所作を守る料理人。
受け継がれた技に向き合う工芸の現場。
これらを映すことで、ブランドの“人格”が明確になり、価値観で選ぶ人の割合が自然と高まります。



4-2. 海外市場や文化志向層への訴求



日本文化を扱う映像は、国内よりも海外で評価されることが多くあります。
特に旅館や料亭、文化施設では、静けさや所作の美しさがそのまま体験価値として伝わりやすく、言語に依存しない魅力になります。




『粋が在る』は、英語字幕版にも対応し、文化志向層や海外富裕層への発信に向いています。
説明を多く加えなくても、美意識そのものが映像を通して伝わるため、自然な興味や問い合わせにつながりやすくなります。



4-3. 組織内部での理念共有と教育への活用



旅館や料亭では、新人スタッフへの教育が難しいという声が少なくありません。
どのような姿勢で働き、どのように空間を整え、どのようにお客さまに向き合うか。
これらは言葉よりも“見て理解する”方が浸透しやすい領域です。




『粋が在る』で制作した映像を研修や採用説明会で上映することで、組織全体の価値観を共有しやすくなります。
所作の丁寧さ。
空間の扱い方。
美意識を守る理由。
こうした基礎となる考え方を視覚的に伝えることで、スタッフ同士の認識が揃い、体験の質を一定に保つ助けになります。



4-4. 長期的な文化資産として残せる映像



文化や技の価値は、短期間で変わるものではありません。
そのため、一度制作した映像を長く使えることは大きな利点になります。
展示映像としての常設利用。
観光向けの発信。
ブランドの世界観を伝える基盤としての活用。




『粋が在る』で制作した映像は、文化の翻訳として長期的に機能するよう設計しています。
一つの場所や人の姿勢を記録することは、未来に残す“文化資産”をつくる行為でもあります。

制作の流れと料金体系

5-1. 制作の流れ



フェーズ内容成果物
PHASE 1:理念設計ヒアリング/世界観の抽出企画方針・テーマの決定
PHASE 2:構成・準備ロケ地選定/香盤表作成撮影準備物の完了
PHASE 3:撮影・編集1日撮影/編集で世界観を整える長尺映像の完成
PHASE 4:公開・展開SNS発信用データ作成/字幕対応国内外への発信準備完了



『粋が在る』の制作は、現場の理解から始まります。
初回のヒアリングでは、場所が大切にしてきた思想や、伝えたい体験価値を丁寧に伺います。
目的を確認し、どのような視点で撮影すべきかを整理する工程です。




次に、ロケーションの選定や香盤表の作成など、撮影の準備を進めます。
文化や美意識を扱う映像では、現場に流れる空気や光の扱い方が重要になるため、事前の設計を慎重に行います。
撮影のために必要なものを整え、現場で迷いが生まれない状態をつくります。




撮影は一日で行い、現場の姿勢や空気感を中心に記録します。
演出を強く入れすぎず、その場の呼吸を損なわないように進めます。
編集は、文化に宿る静かな美を引き出す方向で整え、観る人が自然に入り込める温度に仕上げます。




完成後は、公開に向けたセットアップを行います。
英語字幕版や縦型比率への変換など、発信方法に合わせた対応も可能です。
国内外の発信を想定し、長く使える素材として整えたうえで納品します。



5-2. 料金体系



プラン内容料金
通常プラン・完成尺8分以上・撮影1日・初稿10〜15営業日・文化や“在り方”を1本ずつ丁寧に制作660,000円 / 1本
四季パッケージ・季節ごとに4本制作・季節の移ろいと不変の美の記録・旅館・文化施設向けの年間プラン2,112,000円 / 4本(1本あたり528,000円)
共通事項・軽微な修正は無償・比率変換などの追加対応あり・着手金50%を前金で受領




四季パッケージは、季節ごとに四本の映像を制作する年間プランです。
季節の移ろいと不変の美を記録できるため、旅館や文化施設に向いているプランです。

日本文化をテーマにした制作事例

6-1. 文化の“息づかい”を映した作品



『粋が在る』では、旅館や料亭、工芸、文化施設など、文化が日常に溶け込んでいる現場を中心に映像を制作しています。
どの現場にも共通しているのは、派手さではなく「美しく在ろうとする姿勢」が静かに息づいていることです。
この姿勢が映像の核となり、ブランドの印象を決める部分になります。




これまでの制作では、空間に流れる光の変化や、手元の迷いのない動きなど、文化を支える細部を丁寧に記録してきました。
言葉にしづらい価値を視覚的に残すことで、その場に宿る思想や温度が自然と伝わる作品が生まれます。



6-2. 制作事例の一例



旅館では、朝の静けさや部屋のしつらえを中心に、滞在の“余白”を描く映像を制作しています。
料理の現場では、器の扱い方や盛り付け前の呼吸、包丁が走る音など、料理人の姿勢が立ち上がる瞬間を映します。




工芸では、道具を受け継ぐ理由や、作業の合間に見せる集中の表情など、技の根にある想いを記録しています。
文化施設では、空間の意図や訪れる人の動きに宿る意味をとらえ、場所そのものが持つ“人格”を映像として表現します。




いずれの映像も、説明よりも“感じてもらうこと”を大切にしています。
文化の本質は、言葉ではまとまりきらない領域にあります。
その領域を丁寧にすくい取り、観る人が自然と心を寄せられる作品に仕上げることを目指しています。

お問い合わせ・ご相談


制作の背景や、このサービスが生まれた理由については、
以下のnoteで詳しく綴っています。
制作への向き合い方をご確認いただけますと幸いです。




7-1. まずはお気軽にご相談ください





もしフォームより気軽に相談されたい場合は、公式LINEからもご連絡いただけます。




『粋が在る』の制作では、最初の対話を大切にしています。
どのような価値を残したいのか。
どの場面がその場所らしさを伝えるのか。
映像をつくる前に、丁寧にお話を伺いながら方向性を整えていきます。




ご相談は、撮影の有無に関わらずお受けしています。
映像が必要かどうかの判断からでも構いません。
文化の“在り方”をどのように伝えるか。
一緒に整理する段階からお手伝いできます。




下記のフォームまたは公式LINEから、ご負担のない範囲でご連絡ください。
目的が明確でなくても問題ありません。
現場をより良く伝える方法を、対話の中で一緒に見つけていければと思います。


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